投資の損益2021.7

  • 2021年8月7日
  • 2022年1月4日
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2021年7月の投資の損益結果を発表していきます。また、投資に関しては初心者であまり知識がありませんので、勉強したことを書いていきます。

まずは、2021年7月の投資による損益の結果を報告したいと思います。

結果2021年7月末時点

TOTAL含み損益(円) 7月の含み損益(円)
投資信託 + 1,052,144 + 81,151
ETF&個別株 + 1,883,488 – 204,556
仮想通貨 – 49,830 + 38,432
TOTAL + 2,885,802 – 84,973

配当金 31.01$(税引後)    2021年TOTAL 649.11$(税引後)

7月から東京オリンピックが開催されていますが、コロナウイルスの感染も再び徐々に増加しています。最新ニュースでは東京の感染者が4000人を越えたと報道されています。それに伴い業種によっては株価も不安定になっています。世界経済は今年の秋冬をピークに成長が鈍化すると言われています。そうなるとグロース株から安定した高配当株への移行していくと思うので7月は高配当株を買い増ししました。それにしても投資信託に関しては、安定した結果を出せています。やはり初心者は投資信託やETFのほうが簡単で安定した結果を出せることを実感しています。
さて、アメリカでは7月27・28日にFOMCが開催されテーパリングなどの政策について話し合いがありましたが、そこでパウエル議長はテーパリングの時期などは何も決定していないとの発言をしています。詳しくは今月のジャクソンホール会議で言及があるかもしれません。それから7月は米国企業の決算ラッシュが続いており、多くの企業が良い決算を発表しています。しかし、決算をミスした企業も中には有り、僕が保有している株で言うとアマゾンやピンタレストなどです。この2銘柄は決算発表後に大きく株価を下げています、じっちゃまこと広瀬隆雄氏がいつもおっしゃっているように、やはり決算は大事な要素であることを実感しました。
また、中国では株式の規制強化が行われ、発端となった教育関連セクターを中心に別のセクターまで広がり、中国株は全面的に大暴落となりました。こんな時のためにやはり分散投資しておくことは大事なことだなと実感しました。
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高配当ETFについて

では今回は高配当ETFの中で良く比較される3銘柄を比較していきたいと思います。

その銘柄とは、VYMHDVSPYDの3種類です。それぞれ利回りや増配率、組み入れ銘柄、株価の推移等の違いがありますのでそれぞれを比較していこうと思います。

運営会社

VYM・・・ヴァンガード

HDV・・・ブラックロック

SPYD・・・ステートストリート

運営会社に関しては世界3大ファンドである上記の3社が運営しているためどの銘柄も安心できます。

銘柄数

VYM・・・約400銘柄

HDV・・・約75銘柄

SPYD・・・約80銘柄

分散度でいえばVYMが飛びぬけています。ただし、他の2銘柄も十分に分散されていますので安心していいと思います。より分散させたいならVYMがいいと思います。

経費率

VYM・・・0.06%

HDV・・・0.08%

SPYD・・・0.07%

経費率は資産運用会社がETFを運用するために必要な費用の割合を示します。こちらに関しては、どれも低コストに設定されておりますので、安心して運用していくことができます。中には1%を超えるようなものもありますので、そういったものを購入する際はご注意ください。じわじわとリターンを奪っていきます。

配当利回り

VYM・・・約3%

HDV・・・約4%

SPYD・・・約5%

気になる配当利回りですがVYMが一番低く、SPYDが一番高くなっています。そのため直近の配当を最重視する方はSPYDがいいと思います。一方VYMは、配当は低いものの、長期で安定したリターンを出しています。3銘柄の中で一番歴史が長く、唯一リーマンショックを経験していてデータも豊富にあります。そのため長期的にみるとVYMの方がいいのかなという印象です。

リバランス

VYM・・・年1回

HDV・・・4半期

SPYD・・・1月、7月

HDVが4半期ごとにリバランスを行っているため、より安定した運用ができる印象を受けます。

組み入れ銘柄と比率(2021.8時点)

VYM

VYM 銘柄 比率(%)
1 JPモルガンチェース 3.53
2 ジョンソンエンドジョンソン 2.38
3 ホームデポ 2.59
4 プロクター&ギャンブル 2.48
5 バンクオブアメリカ 2.35
6 エクソンモービル 2.02
7 コムキャスト 1.96
8 ベライゾンコミュニケーションズ 1.75
9 インテル 1.71
10 シスコシステムズ 1.69

VYMは上位10銘柄の構成比率が全体の約22%となっているため比較的均等に分散されているといえます。

HDV

HDV 銘柄 比率(%)
1 エクソンモービル 8.43
2 ジョンソンエンドジョンソン 7.36
3 ベライゾンコミュニケーションズ 6.36
4 シェブロン 6.08
5 プロクター&ギャンブル 5.71
6 フィリップモリスインターナショナル 4.85
7 メルク 4.23
8 コカ・コーラ 4.16
9 シスコシステムズ 4.06
10 ブロードコム 3.90

HDVは上位10銘柄の構成比率が全体の約55%となっており、結構偏った構成になっています。構成比率が偏っていると、良くも悪くも上位銘柄の影響を受けます。

SPYD

SPYD 銘柄 比率(%)
1 ヘインズブランズ 1.34
2 ファイザー 1.34
3 サイモンプロパティーグループ 1.34
4 シーゲートテクノロジーホールディングス 1.32
5 フランクリンリソーシズ 1.31
6 マラソンペトロリアム 1.31
7 コメリカ 1.30
8 PSEG 1.29
9 アメリカンエレクトリックパワー 1.29
10 ハンチントンバンクシェアーズ 1.29

SPYDは上位10銘柄の構成比率が全体の約13%となっています。さらに1銘柄約1.3%とほぼ均等な配分になっており十分に分散できています。

セクター構成

VYM・・・金融が多め

HDV・・・エネルギーが多め

SPYD・・・金融・公益事業・不動産が多め

SPYDは金融、エネルギー、不動産といった景気に敏感なセクターの割合が多めとなっています。金融セクターは金利や金融政策に左右されやすいセクターです。また、エネルギーセクターも原油価格に左右されます。

まとめ

いかがだったでしょうか。高配当ETFといってもそれぞれ全く異なり、配当利回りも組み入れ銘柄も全然違います。それらを念頭に置いたうえで各ETFを選んでいただければと思います。もちろんVOOやVTIなんかもおすすめなので、そのうち紹介できたらと思います。

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