2021年7月の投資の損益結果を発表していきます。また、投資に関しては初心者であまり知識がありませんので、勉強したことを書いていきます。
まずは、2021年7月の投資による損益の結果を報告したいと思います。
結果2021年7月末時点
TOTAL含み損益(円) | 7月の含み損益(円) | |
投資信託 | + 1,052,144 | + 81,151 |
ETF&個別株 | + 1,883,488 | – 204,556 |
仮想通貨 | – 49,830 | + 38,432 |
TOTAL | + 2,885,802 | – 84,973 |
配当金 31.01$(税引後) 2021年TOTAL 649.11$(税引後)
2021年6月の投資の損益結果を発表していきます。また、投資に関しては初心者であまり知識がありませんので、勉強したことを書いていきます。 まずは、2021年6月の投資による損益の結果を報告したいと思います。 結果2021年6月末時点[…]
高配当ETFについて
では今回は高配当ETFの中で良く比較される3銘柄を比較していきたいと思います。
その銘柄とは、VYM、HDV、SPYDの3種類です。それぞれ利回りや増配率、組み入れ銘柄、株価の推移等の違いがありますのでそれぞれを比較していこうと思います。
運営会社
VYM・・・ヴァンガード
HDV・・・ブラックロック
SPYD・・・ステートストリート
運営会社に関しては世界3大ファンドである上記の3社が運営しているためどの銘柄も安心できます。
銘柄数
VYM・・・約400銘柄
HDV・・・約75銘柄
SPYD・・・約80銘柄
分散度でいえばVYMが飛びぬけています。ただし、他の2銘柄も十分に分散されていますので安心していいと思います。より分散させたいならVYMがいいと思います。
経費率
VYM・・・0.06%
HDV・・・0.08%
SPYD・・・0.07%
経費率は資産運用会社がETFを運用するために必要な費用の割合を示します。こちらに関しては、どれも低コストに設定されておりますので、安心して運用していくことができます。中には1%を超えるようなものもありますので、そういったものを購入する際はご注意ください。じわじわとリターンを奪っていきます。
配当利回り
VYM・・・約3%
HDV・・・約4%
SPYD・・・約5%
気になる配当利回りですがVYMが一番低く、SPYDが一番高くなっています。そのため直近の配当を最重視する方はSPYDがいいと思います。一方VYMは、配当は低いものの、長期で安定したリターンを出しています。3銘柄の中で一番歴史が長く、唯一リーマンショックを経験していてデータも豊富にあります。そのため長期的にみるとVYMの方がいいのかなという印象です。
リバランス
VYM・・・年1回
HDV・・・4半期
SPYD・・・1月、7月
HDVが4半期ごとにリバランスを行っているため、より安定した運用ができる印象を受けます。
組み入れ銘柄と比率(2021.8時点)
VYM
VYM | 銘柄 | 比率(%) |
1 | JPモルガンチェース | 3.53 |
2 | ジョンソンエンドジョンソン | 2.38 |
3 | ホームデポ | 2.59 |
4 | プロクター&ギャンブル | 2.48 |
5 | バンクオブアメリカ | 2.35 |
6 | エクソンモービル | 2.02 |
7 | コムキャスト | 1.96 |
8 | ベライゾンコミュニケーションズ | 1.75 |
9 | インテル | 1.71 |
10 | シスコシステムズ | 1.69 |
VYMは上位10銘柄の構成比率が全体の約22%となっているため比較的均等に分散されているといえます。
HDV
HDV | 銘柄 | 比率(%) |
1 | エクソンモービル | 8.43 |
2 | ジョンソンエンドジョンソン | 7.36 |
3 | ベライゾンコミュニケーションズ | 6.36 |
4 | シェブロン | 6.08 |
5 | プロクター&ギャンブル | 5.71 |
6 | フィリップモリスインターナショナル | 4.85 |
7 | メルク | 4.23 |
8 | コカ・コーラ | 4.16 |
9 | シスコシステムズ | 4.06 |
10 | ブロードコム | 3.90 |
HDVは上位10銘柄の構成比率が全体の約55%となっており、結構偏った構成になっています。構成比率が偏っていると、良くも悪くも上位銘柄の影響を受けます。
SPYD
SPYD | 銘柄 | 比率(%) |
1 | ヘインズブランズ | 1.34 |
2 | ファイザー | 1.34 |
3 | サイモンプロパティーグループ | 1.34 |
4 | シーゲートテクノロジーホールディングス | 1.32 |
5 | フランクリンリソーシズ | 1.31 |
6 | マラソンペトロリアム | 1.31 |
7 | コメリカ | 1.30 |
8 | PSEG | 1.29 |
9 | アメリカンエレクトリックパワー | 1.29 |
10 | ハンチントンバンクシェアーズ | 1.29 |
SPYDは上位10銘柄の構成比率が全体の約13%となっています。さらに1銘柄約1.3%とほぼ均等な配分になっており十分に分散できています。
セクター構成
VYM・・・金融が多め
HDV・・・エネルギーが多め
SPYD・・・金融・公益事業・不動産が多め
SPYDは金融、エネルギー、不動産といった景気に敏感なセクターの割合が多めとなっています。金融セクターは金利や金融政策に左右されやすいセクターです。また、エネルギーセクターも原油価格に左右されます。
まとめ
いかがだったでしょうか。高配当ETFといってもそれぞれ全く異なり、配当利回りも組み入れ銘柄も全然違います。それらを念頭に置いたうえで各ETFを選んでいただければと思います。もちろんVOOやVTIなんかもおすすめなので、そのうち紹介できたらと思います。
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