普段の生活で固定費を下げ、次は溜まってきたお金を増やすことにしました。
増やすといっても、パチンコや競馬、もちろん宝くじでもありません。
投資です。お金を運用して、お金に働いてもらいます。
現在、銀行に預金しておいても、良くて利子0.1%ぐらいです。これでは増えていかないことは明らかです。
とはいっても、初心者ですので何をやったらいいか全くわかりません。
そのため、投資を1から勉強することにしました。
初心者なりに勉強したことを紹介していきます。
投資とは
投資とは、利益を見込んで自己資金を投じることだそうです。
僕が最初に投資と聞いて思い浮かぶのは、複数のモニターの前でずっとチャートを見ながら売り買いをしている人です。
短期での取引をデイトレードというそうです。ずっと張り付いていることは無理だし、リスクも高いそうです。
他にも不動産投資や、FX、仮想通貨など、難しそうだし、あまり良いイメージのものが見当たりませんでした。
初心者でもできる投資
そんな中、比較的初心者にも手を出しやすいのが投資信託だということが分かりました。他にも初心者向けのキーワードとして、
・米国株式市場を狙う
・インデックスファンドで運用する
・積立投資で分配金を再投資し、長期保有する
・ネット証券を開設し、そこで売買する
・積み立てNISA、IDECOを活用する
といった言葉が良く出てきましたので一つずつ紹介していきます。
投資信託
僕たちのお金を専門家に預けて、株式や債券を購入したりして、投資・運用してもらい、その収益を分配金として投資家に還元する商品です。
商品の種類はたくさんあり、全世界に投資できるものや、先進国、新興国といったもの、日本株や米国株といった国ごともあるし、米国株の一部とか、債券、不動産に投資できるものもあります。もちろんそれらをバランスよく詰め合わせたバランス型なんかもあります。どれを買うかは目的とリスクによって変わってきます。
投資信託は個別株と違って、分散投資できるので、その分リスクは低くなります。また、積立の設定をしておけば、毎月定額の購入ができるので、ほったらかしにしておいても大丈夫です。
注意点としては、手数料の低い商品を選びましょう。最近だと0.1%以下の商品なんかもあります。
米国株式市場を狙う
やはり世界経済の中心はアメリカです。グーグルやアマゾンなど超大手企業のほとんどはアメリカで生まれています。
さらに日本の日経平均とアメリカのS&P500(米国の代表的な株価指数)を比べても、日経平均は1980年代のバブル以降、全く上がっていないのに対し、S&P500は9.11の同時多発テロやリーマンショック、直近ではコロナショックでは大きく下落するも、ずっと右肩上がりで最高値を更新しています。
その理由は新しい新規企業が次々と生まれること、人口が増加していることが挙げられます。ウーバーやテスラ、ズームなんかも最近の企業です。
専門家の研究によると、米国株は20年間保有すれば、期間を問わず、損失が出ないという研究結果も出ているそうです。
これってかなり安心できますよね。
また、日本は100株とか、1000株単位でしか購入できないのに対し、米国株は1株から購入できます。これにより、銘柄によっては数百円、数千円で買えるところも魅力的です。
インデックスファンドで運用する
投資信託には、インデックス投資とアクティブ投資があります。表にすると下のようになります。
簡単にいうと、手数料の違いと、リスクの大小です。初心者にはインデックスファンドがおすすめです。
インデックス投資 | アクティブ投資 | |
方針 | 指数に連動 | 目安となる指数を上回ることを目指す |
メリット | 銘柄分散できる
コストが安い |
目安となる指数を上回る可能性がある |
デメリット | 指数を上回るリターンはない | 目安となる指数を下回る可能性がある
コストが高い |
積立投資で分配金を再投資し、長期保有する
購入の時期としては毎月定額を積立購入するのが初心者には向いています。市場を見て購入するよりも、楽だからです。
また、定額購入なので、価格が安いときは多く購入でき、価格が高いときは購入数が少なくなります。そうなると株価の単価が平均化されます。したがって、高すぎるときに購入したり、安いときに買いそびれたりのリスクを少なくしてくれます。(ドルコスト平均法)
そして、その分配金を再投資に回すことで、複利の効果が生まれ、資産が雪だるま式に増えていきます。
どういうことかというと、例えば今100万円あって、年利5%で運用したら、1年後には105万円になります。
そこから5万円を再投資せず、また100万円運用すると、2年後にはまた105万円となります。2年後の資産は110万円です(単利)。
では2年目にその5万円を再投資して105万円を5%で運用したらどうなるでしょう。結果は110万2500円となり、単利よりも金額が大きくなります(複利)
これが複利の効果です。数年では効果が少ないですが、10年後には約13万円、20年後には約65万円と長期で運用すると雪だるま式に増えていきます。そのため、分配金は再投資に回して長期で運用していくのが初心者にはあっていると思います。
ネット証券を開設し、売買する
株や投資信託を購入するのは証券会社に口座を作らなければなりません。昔は、店頭の証券会社が主流でしたが、今ではネットで簡単に開設できます。店頭とネット証券を比較すると下の表のようになります。
僕は店頭での取引はしたことがありませんが、あまりメリットが感じられません。ネット証券は人件費がかからないので安いし、開設するのもそこまで難しくありません。
そのため、今後投資を始める人は、ネット証券での開設をおすすめします。
ネット証券会社 | 店頭の証券会社 | |
メリット | コストが安い
好きな時に売買できる |
担当者がいる |
デメリット | 自分で開設しなければならない
ネット環境でのトラブルの可能性 |
コストが高い |
積み立てNISA、IDECOを活用する
最後はつみたてNISAやIDECOを活用するです。
これらは税金面でかなり優遇されます。一般的に株式や投資信託で得た利益には20.315%の税金がかかります。つみたてNISAやIDECOで得た利益は非課税となります。また、国が主導している政策のため、優良な商品が多く、安心して始められます。
投資できる期間や金額に上限があったり、IDECOは60歳まで引き出せないという制限がありますが、かなり効果が大きいので、
活用した方がいいと思います。
まとめ
投資初心者にも分かるように解説してきましたが、いかかだったでしょうか。
僕が伝えたいことは