【2級に合格しました!!!】簿記を全く知らない初心者が簿記2級に挑戦 その4

  • 2021年10月26日
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2級の勉強に夢中になって更新できておりませんでした。今回は第4回目ということで、いきなりですがネット試験で2級に一発合格しました。簿記初心者の状態から、7月末にクレアールから教材が届いて、そこからまずは3級を2週間ほどで終わらせ、2級を約2カ月勉強して、最後1週間ほどを総復習に費やし、10/21に無事合格できました。トータル3か月弱での合格です。もともとは11月の合格に向けてやっていましたが、自分に発破をかけるため少し早い気もしましたが、ネット試験の予約を10月に入れていました。

今回、オンライン講座であるクレアールさんの教材を使用して合格できましたのでクレアールさんには感謝しています。そして、今回ネット試験を受験しましたので、その内容や、(流出禁止のため詳しくは書けませんが・・・)僕が実際にやった勉強法や良かった点、悪かった点などを反省していこうと思います。

勉強方法

僕が試験を受けるにあたって実践した勉強方法を紹介します。まずはクレアールの講義動画を一日2~3個ずつ、一通りみました(講師の方はとてもゆっくりの口調だったので、全て1.5~2倍速で見ました)。全部理解するというより、なんとなく理解する感じで見ていたのでノートもペンも一切使いませんでした。その後、問題集をやって分からないところはもう一度講義動画を見て理解するというやり方でした。この辺の勉強方法は人によって異なると思いますが、僕の場合、まずは難易度と範囲を確認したかったので最初に動画を見てしまいました。平均するとだいたい1日2時間ほどの勉強だったかと思います。

2級は商業簿記と工業簿記どちらから進めるか問題

2級では商業簿記と工業簿記が範囲となっています。出題比率は商業簿記60%工業簿記40%です。商業簿記のほうがウエイトは重いですし、難易度も商業簿記の方が高いと感じました。商業簿記の中に工業簿記の考え方や知識も出てくるし、逆もあるので一般的には両方並行して学習するのがいいのかなと思いますが、個人的には先に商業簿記を終わらせた方が良かったと思います。理由としては、2級は3級に比べてとても範囲が広いため、僕の頭ではごちゃごちゃになってしまうと思うからです。また、テスト本番では工業簿記で点数を稼ぐのが合格への近道だと思います。

問題集を何周するか問題

問題集を何周すればいいのかに関して、僕は全て2周以上やりました。間違えた問題に関してはできるまでやりました。ただ、決算整理前後の数字を求める問題や精算表の問題は一問解くのにすごく時間がかかります。僕の場合、解答用紙に直接書き込んでしまうと、後で復習ができなくなると思い、全て白紙に書いていました為、余計に時間がかかりました(コピー代がもったいなくて一枚もコピーしませんでしたが、間違いなくコピーした方が楽ですので、コピーすることをお勧めします)。YOUTUBEとかでは5周はしてくださいという動画もありましたので時間のある方は何度も解いてください。

過去問いつからやるか問題

ある程度問題集が解けるようになったら過去問に挑戦してみるのがいいかと思いますが、僕はここで最大のミスをしました。問題集は8割以上解けるようになったので試験1週間前ぐらいにそろそろ過去問をやろうと思い、過去6回分の過去問に挑戦しました。そこで、自分の実力を思い知りました。「分からない問題が多すぎる」。採点するまでもなく全て不合格でした。問題集はある程度解けていたので少しは自信あったのですが、本番1週間前にその自信は全てなくなり、やばいという焦りが一気に押し寄せてきました。これはアカンと思い、ネットで筆記試験について調べてみると、「最近の筆記試験は難しすぎる」という記事や、「ネット試験の方が難易度が低い」、「ネット試験では応用問題よりも基礎的な問題を重視」という記事をみて、過去問は諦め、それよりもネット試験に沿った勉強法に切り替えました。

ネット試験について調べてみると、問題をネット等にあげたりしたら違反になるみたいで、ネット試験についての過去問はありませんでした。また、問題が流出しないようにメモで使用した紙も回収されます。しかし、ネット上には4回分ぐらいの予想問題が上がっていたので、それをひたすらできるまでやりました。やはりその予想問題については筆記試験の過去問よりも比較的容易な内容でした。そして、本番前日はしっかり睡眠をとって本番に挑みました。

僕がやった勉強はこんな感じでした。

それでは今回の試験の反省点を振り返ってみます。

反省点-良かった点ー

  • オンライン学習で学んだこと

オンラインに限らず人から教えてもらう方が理解ができていいと思います。テキストや問題集だけでは間違った覚え方をしたり、変な理解の仕方をしてしまったりといったリスクがあるように感じます。オンライン講座なら分からないところは教えてもらえるので正しく早く理解することができます。多少費用はかかりますが自己投資だと思ってやってみることをおすすめします。

  • 試験を解く順番が大事

簿記2級では大問1、2、3、4(1)4(2)、5の5つから構成されています。大問1~3は商業簿記で4~5が工業簿記でした。好きな順番で解けるので、僕は1→4→5→2→3の順で解きました。時間配分は1と4と5で30分、2で20分、3で20分、20分程余ったので残りは見直しに使いました。大問1と4の(1)は仕訳問題だったためここで確実に点数を稼ぎましょう。5もサクッと解いて、2と3と見直しに時間をかけましょう。

反省点ー悪かった点ー

  • 本番1週間前に過去問を解いた

先ほども書きましたが、問題集は比較的容易に解けていたので、余裕をかまして本番1週間前にしか過去問に手を付けませんでした。過去問は本当に難しく時間がかかるので早めに一度目を通しておいた方がいいでしょう。

  • 答案用紙のコピーをケチった

問題集の解答用紙は一部ずつしかなく、すべて複数枚ずつコピーすると豪華なお昼ごはんが食べられます。かといって直接書き込むと復習できないので、僕はコピー代をケチって全て白紙に問題を解きました。さすがにこれは効率が悪すぎるのでおススメしません。

  • 会場の場所をしっかり調べていなかった

試験前日に会場の地図がメールで送られてきたので、駅の近くということだけ把握して、グーグルマップで向かったら、会場と似たような名前の建物に案内され、あやうく遅刻するところでした。皆さんは時間に余裕をもって事前にしっかり場所を確認しましょう。また、メールにはマスクと身分証明を忘れずお持ちくださいとしか記載がなかったので、うっかり電卓を忘れそうになりましたのでご注意ください。

ネット試験を受験してみて

ネット試験を受けてみて思ったことを書いていきます。まず、会場に着くと少し試験についての説明があり、メモ紙2枚を受けとりました。そして、筆記用具は会場で用意されたものを使用しました。監視カメラがあるので当然不正はできません。試験が始まると、時間差で次の受験者が次々と入ってきます。そのたびに試験官の説明が入るので正直集中しにくいなと感じました。また、スマホの音(おそらくライン)がピコピコなってうるさかったです。

あとは、勝手な思い込みでメモ紙はA4だと思っていたのですが、その半分ぐらいしかありませんでした。最初は足りるかなと不安になりましたが、実際はそこまで使用しなかったので十分でした。ただ、紙の試験だと問題用紙にメモ取れますが、ネット試験だとそれができないのと、モニターと手元のメモ紙を目が行ったり来たりするのが不便で時間ロスになるなと感じました。あとこれも思い込みなのですが、解答の方法はプルダウンもしくは数字の入力だけだと思っていましたが、文字を入力させる箇所がありました。これは想定外でした。

まとめ

以上、ネット試験について、勉強法や反省点等を書きましたが、やはり難しい試験なので時間をかけて勉強するしかありません。しかし、勉強法や対策を練ることによって効率はあげられると思います。今ではYOUTUBE等でも無料で参考になる動画がありますし、有料になりますがネット講座も充実しています。それらを有効に活用して、少しでも合格率が上がるように対策しましょう。この記事が参考になれば幸いです。

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