4月になり、暖かくなってきたので、我が家では昨年新築した家の庭に芝生を張ることにしました。まず芝生を張るにあたって、芝生の種類、張り方、手入れの仕方。すべてが初めてだったので我が家の芝生の経過とともに勉強したことを書いていきます。
芝生の種類
芝生にも様々な品種があります。暖かい気候に適した品種や、寒さに強い品種、緑色が濃い品種、手入れがあまりかからない品種と調べてみるとかなりの数の品種があるようです。その中でも大きく分けると暖地型と寒地型の2種類に分けられます。違いは冬に枯れるか枯れないかです。
暖地芝
高温と乾燥に強く、冬は冬眠し、春になったらまた生育を始めます。主な品種としては、日本芝の高麗芝・姫高麗芝・野芝、西洋芝のバミューダグラス等があります。
寒地芝
寒さに強いため、冬でも枯れないのが特徴ですゴルフ場や、北海道でも生育されます。主な品種としては、西洋芝のベントグラス・ブルーグラスがあります。
芝生の張り方
芝は3月から10月ぐらいが芝張りに適した時期のようで、特に4月5月が根付きが良いみたいです。また、日当たりや水はけも大事なってきます。
準備するもの
- 芝生の苗(必要な面積分)
- 砂(1㎡あたり5L程度)
- スコップ(耕す)
- トンボ(平らにならす)
- ローラーもしくはベニヤ等の板(土を固める用)
- ほうき(土や砂を擦りこむ用)
整地
整地はかなり大事な工程になってきます。凹凸があると見た目も悪くなりますし、水たまりができてしまいます。後からの修正も困難なので丁寧にやっていきましょう。
- スコップで約10cmほどの深さを耕しましょう。
- 石などを取り除きましょう。水はけが悪い場合は目土や目砂などで改良しましょう。
- トンボできれいにならしていきましょう。排水を考慮して若干の傾斜をつけた方がいいです。
- ローラーや板で土を固めていきましょう。
ここまでできたら次はいよいよ芝張りです。
芝張りの種類
芝の張り方にはいくつかの種類があります。それぞれコストと期間が異なります。
べた張り
隙間なく半枚分ずらして張っていきます。芝生の完成が早くなりますが、隙間がないのでそれだけコストがかかります。
目地張り
べた張りと似ていますが、2,3センチの隙間を開けて張っていく一般的な張り方です。隙間を開ける分べた張りほどコストはかかりません。
市松張り
市松模様のように一枚おきに置いていきます。コストはべた張りの半分で済みますが、完成するまでに時間がかかります。
ダメな例
きれいに並べてしまうと、雨が降ったときに十字の隙間から砂が流れてしまいますのでやめましょう。
並べた後の作業
- 芝生を並べ終えたらローラーや板で圧力をかけて芝生と土を密着させます。
- 芝生の隙間に目土や目砂を入れていきます。
- ほうきなどを使って土や砂を擦りこんでいきます。
- 最後にたっぷりの水をあげましょう。
お手入れ
根付くまでは雨が降らない日はこまめに水やりを行いましょう。春と秋は一日おきぐらいにあげるといいみたいです。夏は朝と夕方の2回の水やりが必要になります。
根付いて葉が伸びてきたら芝刈り機を使用して刈り込みましょう。芝刈りはまだやっていないので今後経過を報告します。
害虫や雑草の駆除は早期に行いましょう。これもまだこれからなので今後勉強していきます。
実際に芝生張ってみた
ここまでを踏まえて我が家では4月上旬に、実際に芝を張ってみました。購入した芝は姫高麗芝を品種改良した、ウインターフィールドという芝の苗です。ウインターフィールドは通常の姫高麗芝よりも成長スピードが遅く、芝刈りの回数も1/3程度でいいそうです。ウインターフィールドの他には、TM-9という芝も高麗芝を改良してできた手入れが少なくて良い芝になります。ちなみにこれが張る前の写真です。
もともと畑だったため防草シートは敷いてあるものの、雑草や畑の作物みたいなものが3月から生えてきていました。
全ての雑草を取り除いて、張り終えた後の写真がこちら↓
どうですか?結構自分の中では上出来だと思います。黒く見えるのは目土になります。目土は肥料が入っていると値段も結構上がります。。しかし、後日知り合いの人に見てもらったら勾配があるから芝の向きを変えた方がいいというアドバイスと、もう少し隙間は小さい方が土が少なくて済むよという2つのアドバイスを得て、次の日張りなおしました。
分かりにくいかもしれませんが、向きを90度変えて、隙間はかなり小さくしました。
水やりもしっかりやっています。
こんな感じで経過報告を月一ぐらいでできたらなと思っています。
それではまた次回。
続きはこちら↓
こんにちは。前回ウインターフィールドを敷いてからの経過報告をします。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){argument[…]